2014年10月1日水曜日

北條。のまず手習いに

22:31 Posted by たか , No comments
「とおるわけないよね〜」と応募してみた
「北條ブロガーコンテスト」

参加することになってしまいました。(えらいこっちゃ!)

ということで、歴女でも城ガールでもないのですが、北條氏をアピールすべく、まだ書き終えていない北條関連の記事も含め、新たに北條関連の史跡にも巡って行きたいと思っております。

小机は先ず手習いのはじめにて、いろはにほへとちりぢりになる
と太田道灌公が歌って攻めた小机城も…行ってきましたが、北條といえば、まず始めは
小田原城。

ざっくりと小田原城の楽しい散策ルートなんぞ。



では、コース始まり!








小田原駅到着の目安は8時~8時半です。
10時くらいでも良いですが、その場合は、一箇所の時間を短めに。

まずは、小田原駅にある観光案内所に行き
「小峰大堀切とかが載っている地図をください~」と地図を頂きましょう。
これがないと、迷います…ので。

次に、いよいよ観光に入ります。
小田原駅西口(お城とは逆の新幹線口側)にあります
「北条早雲像」でテンションをあげましょう。
写真を撮る際は、ロータリーの中を突っ切る形になりますので、車にはご注意ください車



この早雲像ですが、小田原城を大森氏から奪取する際に、牛の角にたいまつを灯し攻め込んだ…という話をモデルにしているようなのですが…どうも、その話自体怪しい…ようです(笑)得意げ


そんな、早雲像を観てテンションをあげたところで、テンションの下がる行程をスタートさせます。
ひたすら歩きます。目指すは「小峰大堀切」

城山公園という場所がありますので、地図で探し出し、向かいます。小田原高校があるのでそちら方面に行く感じです。いきなり坂を上らないといけないので、げんなりすると思いますが、頑張っておきましょう。ショック!
迷いそうな人は、タクシーをお使いください。
(桜の時期に行くと、桜が綺麗です)

小峰の大堀切とはなんぞや?と思われるかと思います。
小田原城というのは、天守のある場所だけではありません。
こちらの小田原市のHP の中くらいにある写真をご覧頂くとわかるのですが
「総構」という、城や城下町やらをぐるーーーっと囲んだ城の外郭が周囲約20kmにわたってあったそうです。
その総構があった為に、秀吉の小田原攻めが簡単には行かなかった…というのもあるのかなっと。
そのうちの一部が小峰の大堀切なのです。





城山公園を抜けると、それはもう高い土盛り(土塁)に出会います。小峰の大堀切です。
黄色い案内板があるので、読むとその高さと深さに驚くと思います。
写真は、案内板の側の入口から撮影したものですが、中の人と比較してもその巨大さがわかりますよね!
現存している限りでもかなりの距離があります。


これは、三代氏康の時代に作られたものといわれていて、三の丸付近の防御になります。
高い土塁で敵からの侵入を防ぎ、その下に堀を作る事で土塁を乗り越えた敵を討ち取るという防御施設。
じつは、武田信玄や上杉謙信に二の丸付近まで攻め込まれた事があり、これじゃあいかん!と防御を強固なものにしたようです。

せっかくなので、堀の底を歩きつつ、だらだらと相洋高等学校方面へすすんでいきましょう。
先ほどの、HPの記事にもあった「三の丸外郭新堀土塁」にでます。




史跡としては、まだまだ整備がこれからなのですが、ここはですね…、とても見晴らしが良いです。
相模湾や、秀吉が陣を構えた「石垣山城」も見えます。ベンチもありましたので、一服一服(煙草は厳禁で)

見終わったら、さらにだらだらと住宅地を降りて
「八幡山古郭」を目指しましょう。

八幡山古郭は、位置的に小田原城の天守JR東海道線を挟んで向かいになります。
古郭と書くだけあって、北条氏が小田原城を手に入れる前、大森氏が使っていた城があったと言われているそうです。(ここから、どんどんと広がっていったんでしょうね!)



実は、ここは高台になっているので、小田原城の天守がよく見える穴場スポットです。
見に来る人も少ないので、小田原の街を独り占め~。

おっと、長くなってしまったので続きます!
ちなみに、ここまでは、大体1時間~くらいみておくと良いと思います。




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